2010年2月9日に開催された IDC Japan株式会社主催

『Japan Storage Vision 2010』 での私 伊藤孝行の講演内容を

動画で公開しております。 講演動画はこちらへ


2010年06月29日

電子申請の実態

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  画像:今回の電子申請完了の様子

今夏、地元で開催される総合防災訓練に先立ち、行政側とのアマチュア無線による通話訓練も予定されるため、失効してしまったアマチュア無線局の免許を申請しました。

アマチュア無線には免許が二つあります。クルマでいうところの 『運転免許証』 と 『車検証』 のようなもので、個人に資格として与えられる 『無線従事者免許証』 と、無線設備に与えられる 『無線局免許状』 です。前者はクルマと違って終身免許なので電波で悪いことをしない限り失効しませんが、後者は5年更新です。

『無線局免許状』 は、無線設備に紐付いて運用許可条件が付されて発行されますが、クルマのナンバープレートと同じように、 『コールサイン』 が付されます。コールサインはアマチュア無線の場合、世界と交信しますから世界でひとつしかないものであります。法的には 『識別符号』 といいますが。

さて、従前は有料の申請用紙を手書きで申請し、新規開設の場合はおよそ1〜1.5ヵ月必要でしたが、電子申請が申請手数料割安で短納期だと知り、早速ためしてみることに。上の画像がその申請画面です。

官公庁への電子申請には、個人を特定するために 『住民基本台帳カード(住基カード) ¥500』 と、住基カードをパソコンと接続するための 『ICカードリーダー ¥2,000弱』 が必要ですが、アマチュア無線の本人申請に限り、住基カードが不要な方式が認可されています。

個人の資格である 『無線従事者免許証』 の免許番号と個人特定情報を総務省のサイトでユーザ登録すると、1週間ほどでログインIDとパスワードが郵送で発送されます。つまり免許証をベースに、本人確認をしてもらえます。

そして驚きだったのが、申請後の短期間処理。上の画像でご覧の通り、先週水曜の23日昼に申請後、25日金曜には全ての審査が完了し、認可されました。 『無線局免許状』 は、27日の日曜に到着。他の方の例では2週間前後の所要期間でしたので驚きです。東海総合通信局には、新人さんでも配置されてブイブイ高速処理されていたのでしょうか(苦笑

何事も申請モノは時間がかかるという定説のお役所仕事ですが、電子化を機に良い方向に向かっているのでしょうか。免許状の返送用封筒はこちらから送らないといけないのがずっこけですが、どうも法改正をしないとここは変えられないようです。申請手数料に返送料も上乗せしてくれれば良いだけなのですが、他の要素が随分改善されましたから満足です。


以下は、今後アマチュア無線局の電子申請をされる方のための参考情報です。

総務省の申請サイトは、比較的わかりやすく出来ていましたので、先達の皆さまのブログ記事などを参考にせず、申請をしてしまったのですが残念ながら補正事項がたくさんあることに申請翌日に気付きました。


1.工事落成の予定日は、不要でした

工事落成の予定日は、空欄のままで良いようです


2.技適の落とし穴

『技術基準適合証明番号』 と思っているのは、実は 『工事設計認証番号』 です。

申請画面で、チェックボタンを押すと 『正しい技術基準適合証明番号ではありません』 と出て、選択メニューが自動的に 『工事設計認証番号』 になったのですが、わざわざ 『技術基準適合証明番号』 に戻してしまっていました。

古い送信機の番号は、 『技術基準適合証明番号』 であるものも1台ありました。まずは、申請する送信機についてここで予め検索して、詳細画面を見ると良く判ります。


3. 『工事設計認証番号』 の記入に留意すべし

工事設計認証番号は、記号部のゼロひとつ書き間違えても補正になります。注意。
『02KN』 を 『002KN』 と記入するなど。必ずここで予め検索して正しい表記を確認しておきましょう。

2.3.共に、申請画面の 『工事設計認証番号』 等入力画面にて、番号をチェックするボタンがありますので、これを押すと総務省の登録データベースでチェックしてくれるので、必ずこのボタンを活用しましょう。 『工事設計認証番号』 『技術基準適合証明番号』 の区分、番号が正しいかを両方チェックしてくれます。


4.電子申請は、一字一句間違いがないことを要確認

紙申請の場合、いわゆる捨て印を押印されていれば、2.3.のように軽微な事項に錯誤があった場合、 『職権訂正』 といってお役人が訂正してくれます。もちろん、申請人に連絡が来て申請人が同意したうえで修正されますが。

電子申請の場合、申請人が電子証明書で本人証明をして申請書を提出していますので、お役人であっても改変した後は真性な申請にならなくなるため、職権訂正ができないようです。このため、電子申請では軽微な錯誤があった場合でも、補正といって申請書が戻ってきてしまいます。

そんな訳で、一字でも間違いがあったり、記入しなくて良い箇所に何か記入してしまっても(1.のように)、補正です。そうなりますと煩雑ですし免許状発行までの所要時間も長くなります。充分に注意しましょう。

しかし、今回上述のように 『工事設計認証番号』 と 『技術基準適合証明番号』 の区分誤り、工事落成予定日を記入してしまったという錯誤がありましたが、補正とならず審査完了になりました。他の方は、ここいらで補正が入っていましたので、謎であります。


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2010年06月22日

マネージメント研修

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  写真:プロっぽく減量、本日のランチ 計253kcal

本日の午前中は、社内でマネージメント研修が行われ参加いたしました。目標を指し示し、到達までの段取りについて立案し、チームメンバーのフォローアップをしながら到達度の管理をする、というよく言われる中間管理職に求められる職務についてや、上下層とのコミュニケーション力などについて講習を受けました。

冒頭に 『やるからには楽しく』 とお約束が。これは仕事全般にも言えることですね。私もこのことは心がけておりますが、仕事を苦行ではなく楽しんで進めることで、柔軟な発想やコミュニケーション力がより醸成されるものと確信しています。

さて、本日の参加メンバーは技術系4名、営業系5名の計9名。諸所例題が出てワークし回答をしていきましたが、さすがは百戦練磨のメンバー。回答の節々にオトナな自虐ネタやブラックユーモアが連発されており、正に楽しみながら進めさせていただきました。

メーカーとしての製品供給活動、すべては 『お客様にご満足いただく、ご安心いただく』 ことが第一だと思います。しかし機械ですからトラブルも、頻度は抑えられても残念ながら付き物です。そういった場面で鮮やかにプロっぽく迅速な解決をご提供するには、日頃からの社内スタッフとの信頼関係や、各プロジェクトに対する重要度などの情報共有や信頼関係が重要。営業だけでトラブルは解決できませんから、社内スタッフのリソースを如何にアレンジできるか、がカギです。

営業職としては、お客様と対面することが一番の仕事ではありますが、メーカー仕事としては特に社内スタッフとの対面・コミュニケーションも、お客様対応にも並ぶ重要な要素であると感じています。知っていることも多かった本日の研修でありますが、次回2回目はワークも多いようなので、自己分析もしながらより良いコミュニケーションのために、この機会に勉強させていただきます。


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2010年06月20日

赤羽日曜探訪

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  写真:赤羽駅東口 『いこい』

本日は、世の中は 『父の日』 でありますが、近頃は娘たちはすっかり奥方と女同士で出かける方が良いようで、おいてきぼりをくらいました。そこで、ぶらり近場の食・探訪の新規開拓をすることに。

実は、JR王子駅近くの 『山田屋』 さんを狙ったのですが、生憎閉まっていましたので、JR赤羽駅へ戻りこの 『いこい』 さんへ。この店もネットの情報を見るに日曜は休みのようでしたが、本日は父の日サービスか?午前中だけ特別営業しておりました。

この店、いわゆる立ち呑み屋さんですが、最近の流行り店ではなく昭和から続いている正統派であります。入店すると、立って呑むカウンターのみの店内、まず飲み物を間髪入れずに注文するのは他店同様ですが、即千円札をカウンターの自分の席前に配しましょう。Cash on delivery方式なのです。品物が出てきますと、店員のおばちゃんがどんどん精算していってくれます。

驚きは、おつまみ類は100円台〜200円台オンリーという単価。しかも100円台の層が厚い。瓶ビール大 380円・ハイボール 180円と、飲み物単価も秀悦であります。壁の短冊メニューでは全てを網羅していないらしく、周りの来店客の注文品をかすめ見たり、カウンター内の鍋や透明クールストッカーを参照しましょう。

なかなか高度なテクニックも必要ですが、店員さんはとてもフレンドリー。判らない事はどんどん聞いても構わなそうな雰囲気。但し、泥酔者の出入りと携帯電話・メールはお断りとのことですから、注意しましょう。もう、およそ千円で充分なお店であります。

お店の情報はこちら
青いクリップをクリックすると詳細情報が出ます


より大きな地図で 赤羽・立ち呑み いこい を表示


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  写真:赤羽岩淵、小山酒造の直売店 『小山酒店』

徒歩で帰路につきます。荒川を渡る手前には、都内23区で最後の造り酒屋 『小山酒造』 さんがあります。私はまだ試したことはありませんが、ここ荒川周辺は良い地下水脈に恵まれていたので、川口側では赤味噌の醸造所も10件ほどあったとか。私は名古屋出身ですから、関東で赤味噌が作られていたことに驚きと同時に親近感を覚えます。地域の活動でたまにお世話になるお宅にあるのですが、いまだ味噌蔵は残っていて立派な風情が味わえます。

水の良さといえば、JR川口駅前には数年前までサッポロビールさんのビール工場もありましたね。おかげで川口地区の飲食店は、サッポロビールさん一色であります。上述の 『いこい』 さんもサッポロビールでした。今は大規模マンション群に生まれ変わってしまいましたが、8年前川口に越してきた頃はたまに娘を連れて工場直送生ビールをお店に呑みに行ったものです。

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  写真:新荒川大橋から見る荒川

そして荒川にかかる大きな橋を渡りますと、我が街川口であります。この荒川の河川管理システムの一部は私の納入したストレージが活躍しており、ここを通るとつい仕事を思い出してしまいます(苦笑。

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  写真:庭の野いちご

久しぶりに荒川側から帰宅しましたので自宅マンションの公開庭園を覗きましたら、野いちご達が元気に実をつけていました。


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2010年06月17日

De-dupeの切り口

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 写真:昨日のランチ 東京駅 『呑ん気』 海鮮丼、500円

ストレージの潮流には、様々な切り口があります。今年は 『仮想化ストレージ』 の普及元年となりそうです。私は、約6年前に取り組み始めた 『仮想化ストレージ』 については、この3年間で大きなプロジェクトをお手伝いさせていただく機会に恵まれ、およそ700テラバイト程の実績ができました。

普及元年、というからには競争が激しくなるわけでありまして、これまでストレージの仮想化はミドルウェア(ソフトウェア)を利用して、仮想化のためのサーバーハードウェアにミドルウェアを実装して、という方式が費用的にも身近でした。

ここへきて、ThinProvisioning機能が広く認知され、資産の有効活用という切り口でもニーズが高まっています。そこで、ミドルウェア方式ではないハードウェア一体型=ストレージ本体内にストレージ仮想化機能を持つタイプが従来は相当高額(数千万円以上)であったところ、ハードウェアメーカー各社共マーケティング戦略を変えてきて、随分身近な価格帯に変化してきているようです。

そこで、というわけではないのですが、仮想化以外の様々なストレージ潮流を取り込んで新たなプロジェクトへ参画させていただこうというこで、 『De-dupe』 関連について取り組みを始めております。

『De-dupe』 とは、ストレージに格納するデータ内容のうち、重複する部分を排除して記録するという仕組みです。つまりストレージ容量効率が上がりますので、ストレージ投資容量・額を節約できることになりますから、我々ストレージメーカが取り上げるには自分の首を絞めかねない(苦笑 要素もあるのですが、ひとつのブームになっておりますので各社取り組みが始まっています。

先月開催された、ストレージ専門展示会 『データストレージEXPO』 でも、来場者様から 『De-dupeありますか?』 と名指しで相談を受ける例も非常に多かったですし、このところの個別案件においてもエンドユーザ様から 『De-dupeで取り組みたい』 というご要望が急増しています。

私も早速個別案件が勃発しましたので、De-dupeエンジンについてパートナー様と共同で商材準備にとりかかりました。大きな流れとしては以下のとおりです。

(実装方式)
1.ハードウェア処理型
2.ソフトウェア処理型

(用途)
1.プライマリ・ストレージ用途型
2.バックアップ・ストレージ用途型(≒VTL)

(処理方式)
1.インライン処理型
2.ポスト・プロセス処理型

(処理データ単位)
1.固定長
2.可変長


データが重複しやすい場面で、同じデータを複数回保存(世代管理、ですね)が必要であるバックアップ用途の製品が多くリリースされています。一方で、プライマリ用途としてバックアップではなく実データを置く領域をDe-dupeする取り組みもあります。

市場ではすでに、EMCさん、HPさん、NetAppさん、IBMさんなど各社がDe-dupe製品をリリースされていますが、殆どがソフトウェア処理型であり、バックアップ・ストレージ用途のものが多いですね。

VTL(ハードディスク内に仮想的なテープライブラリを作る)の機能延長として、De-dupeを搭載しているものが原点にあるようです。並行して、バックアップソフトウェアの最近のバージョンでも、De-dupe機能を持ったものが出てきています。

De-dupeは重複排除処理時間や読み出し時の復元処理時間を伴うことになりますから、パフォーマンス・投資効率・管理性のバランスがよい理想型としては、ハードウェア処理でインライン型、ということになります。因みに、ポスト・プロセス処理型というのは、一旦重複排除なしの生データをストレージに蓄積し、事後それを読みだして重複排除処理をして別の領域に書き出しますので、処理時間とストレージ容量の利用効率で課題が残ります。

データ処理方式の 『固定長』 『可変長』 については、長くなりましたので別の機会にご紹介しましょう。因みに、私がお客様にご提供する予定のDe-dupeプロダクトは、ハードウェア処理でインライン処理・プライマリにもバックアップにもご利用頂けて、シームレスにご利用いただける競争優位性の高くかつ費用効果の高いものです。ご興味のある方は是非ご連絡下さい。





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2010年06月15日

Nagoya's Soul Foods

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  写真:名古屋 八幡屋本店のどて焼き 1本75円

昨日は出張で私の故郷・名古屋へ往訪しました。名古屋と言えば、唯一誇ることができるのが 『名古屋めし』 。愛知万博のプロモーション効果で名古屋めしも全国に知れ渡りましたが、私のイチオシは 『どて焼き(煮)』 であります。

ご覧のように、甘く味付けした赤味噌に牛スジ肉を煮込んだものであります。大阪にも 『どて煮』 はありますが、使う味噌が大阪は白味噌だったりミックスだったりと、少々異なります。

本日はこの名古屋のSoul Foodであります、どて煮のおいしい老舗をご紹介しましょう。

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  写真:名古屋 八幡屋本店の串カツときも 各1本75円

こちら 『八幡屋』 さんは 『どて焼き(煮)』 も有名ですが、どちらかというと地元では 『串カツ屋』 というイメージが強いですね。ご覧のように大阪とは少々違って細長い豚肉の串カツを供します。串カツは同様の甘い赤味噌のタレをくぐらせて 『味噌カツ化』 することも可。

味噌串カツは甘くて、私も子供時代は味噌カツが大好きでしたが、酒呑みの今となっては、写真のように普通の串カツに醤油やソースをつけていただくのが、カリッとしていて好きですね。

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  写真:大阪 赤垣屋の関西風どて煮 1本80円

因みに、関西風の 『どて煮』 はご覧のように、白味噌系仕立てです。名古屋同様、甘い味噌タレになっているところは同じですが、やはり名古屋の赤味噌ベースの方が 『コク』 があってお酒にはピッタリ。

それではお店の情報です。私の子供時代から、昭和の色を残したままの店内、なかなかオツであります。名古屋駅の正面ロータリーから名古屋中央郵便局・ルーセントタワー方面へ徒歩10分少々の場所にあります。

この近辺は、名古屋駅からこんなに至近であるにもかかわらず、町並みはすっかり下町。この八幡屋(はちまんや と読みます)の並びには、同様の立ち呑み系串カツ店が軒を並べます。昔、このあたりには 『笈瀬川』 という川があったので、古い地元のひとは 『笈瀬川の串カツ屋』 なんて言ったりします。

お店の情報等はこちら。
青いクリップのアイコンをクリックするとお店情報が出ます。


より大きな地図で 八幡屋 本店 を表示


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2010年06月10日

プロっぽい業務連絡

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  今朝のJR川口駅 人身事故で駅構内に入れず

私、酒好きの割には早起きが得意なので、場合によっては朝8時前に出社して内勤仕事をこなしたりしています。今朝も1時間早く出社して見積などをこなそうと最寄駅に行くとこんな有様。たまにあるのですよね、人身事故などが発生すると、駅の建物にすら入れない程になることも。

代替手段として、地下鉄を利用することもできるのですが、ここJRの駅から地下鉄の駅は結構離れているので、このまま運転再開を待った方が早い場合も結構あり、駅についてから事を知るとこうしてひたすら待つことも。

こんな時に 『プロっぽい』 ものとして思い出すのが、 『鉄道無線』 です。普段は通話の殆どない無線ですが、今回のような事案が発生すると、東鉄指令という運行指令所から各列車の運転手・車掌さんに無線で運行に係る諸情報や指令が飛び交います。

何が 『プロっぽい』 かと言いますと、徹底して 『日本語しか使わない』 ことと 『極限まで簡略化された専門用語で完結に通話』 ということ。初めて鉄道無線を聞いた時は、感動すら(?)覚えました。

たとえば、リセットにあたるような用語は 『復位』 と言ったり、なにかを制限することを 『抑止』 といったり、各通話の最後は 『以上、終話します』 などと言ったりします。安易なカタカナ用語が出てこないこと、一言で内容がぱっと判る表現、適切な用法。1分1秒を扱う日本の優秀な鉄道運行ならでは、でしょうね。

でも、ひとつだけカタカナ用語があります。それは 『オーライ』 。カタカナというよりは、純然たる鉄道用語ですよね、多分。英語のAll Rightから来ているのでしょうから、カタカナといえばカタカナ用語ですがね。各指令事項に対し、運転手・車掌側は 『了解』 という機会も多いのですが、指令側は必ず 『オーライ』 と仰います。

一般社会で、指示に対して 『オーライ』 なんて言いませんから(苦笑、これがまた鉄道業界独特の 『プロっぽさ』 を醸し出していますね。

小型のアマチュア無線機は、鉄道無線を受信するモードを持っていたりしますので、営業鞄から無線機を取り出してはこんなやり取りを受信して 『いやぁ、プロっぽい』 とひとり興奮したりしているのですが(笑、傍受した内容を元に行動したり他人に流布したりすると、電波法 第59条違反となりますので、飽くまでも 『プロっぽさを堪能』 するに留めています。私は 『無線従事者』 資格者なので、下記のとおり罪も一般の方より重くなります... 因みに、傍受する行為自体は、内容を漏らしたり窃用しなければ合法です。


参考: 電波法 第59条(秘密の保護)

何人も法律に別段の定めがある場合を除くほか、特定の相手方に対して行われる無線通信(電気通信事業法第4条第1項又は第164条第2項の通信であるものを除く。第109条並びに第109条の2第2項及び第3項において同じ。)を傍受してその存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。

罰則:第109条 一般人にあっては1年以下の懲役又は50万円以下の罰金、無線に従事する者であれば2年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられる可能性がある(暗号通信の復元や窃用等は「109条の2」を参照)

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2010年06月08日

新たなストレージの利用形態

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  本日のランチ:富士そば、ほうれん草そば、370円。

先週から、新規開拓先のデータセンタ事業者様を2周目、3周目の再訪問を行っております。案件がまだ出てきていないお客様、案件は初成約したものの 『Keep In Touch』 を続けるために、諸所新たな情報をご提供する機会を作っては、顔を忘れられないようにせねばならない、といろいろネタを用意しては活動を続けております。

今回は、 『既存設備を有効活用するニアラインストレージ』 ソリューション名:Cloud Force One なんてものを作りまして、自作リーフレットで、これまで散々販売してきた 『ストレージ仮想化』 とは違った切り口のストレージ・ソリューションをご紹介していますが、これが結構評判も上々であります。

この新ソリューションはいわば 『単機能・なんちゃってILM』 と説明していますが、要は頻繁に使わないデータは別の容量単価が低単価なストレージに移動して、既存設備(ストレージ)の容量を有効活用しましょう、という内容です。ただ使用頻度の低いファイルを自動移動するだけの機能に限定している分、お値打ちにご提供する仕組みです。

そんな活動をしながらこんな資料を目にしました。IT産業アナリストのIDCさんが 『2010年のTOP10 PREDICTIONS』 なるものをリリースされて、今年の国内ストレージ市場においての重要なトレンドとして、以下を予測されていました。

10項目挙げられているのですが、かいつまんで取り上げますと

・ストレージインフラの利用率向上への取り組み
・ストレージ仮想化の進展
・SSDストレージの普及
・階層型ストレージの進展
・オンラインデータバックアップサービスの成熟化

といった項目が挙げられていました。

ストレージ仮想化とSSDについては、既に私も昨年までの約3年間で随分いろいろな場面でお手伝いさせていただきましたが、階層型ストレージが再び見直されて進展すること、ストレージインフラ利用効率向上といった切り口は、上述の新ソリューションに直結するものです。

くしくもトレンドに乗った新ソリューションをひっさげて営業活動していたことになりますが、普段お客様の課題をざっくばらんにお聞きしていると自然と世の中の大きなニーズ動向に行き着くものであります。

メーカー営業とはいえ、やはりお客様のニーズはお客様先にあり、ということです。もっと近しい関係になることができるよう、 『プロっぽい』 各種情報をご用意してお会いするお客様にもメリットをご提供できるように活動していかねばと、改めて感じた1日でありました。

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2010年06月03日

提案構想とアナログ手段

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  写真:今宵作成中の提案資料たち

今宵は来週の出張用に、課題を 『見える化』 するための表形式の資料を作成中です。今回はデータセンタ・クラウドビジネスではなく、一部お手伝いさせていただいている、とある産業組み込みシステム用のストレージOEM供給の品質課題解決についての提案資料です。

お客様の現状把握と課題、当社ニューテックが持ちうる 『ストレージのプロフェッショナル』 としての品質管理のノウハウと経験、さらには最終ゴールに向けての全体バランスを探っていきます。

昨夏よりお手伝いさせていただいている1.5ペタバイトをご利用頂く映像系プロジェクトで様々なミーティングに参加させていただきましたが、そこでお客様のプロジェクトマネージャ様から学んだことは次の二つです。

1.常に、最終ゴールを見失わず全員が共有すること
2.ゴールに向けた妥当性をバランスよく常にチェックする


特に、1.は議論が白熱してくると議論の空中戦も始ったりして、本来のゴール(=プロジェクトの目的)があいまいになることがありました。今回の資料もまず 『ゴール』 をお客様と再共有することにしました。

次に、妥当性をバランスよくチェックするには、過去事例や日々の統計情報などのナレッジを 『一目で見渡せるよう、紙の資料に可視化する』 ことが第一歩。頭のなかで錯綜するお互いの想いのままでは、策に溺れてしまうことも... だから紙の資料で可視化することは大切ですね。

そんな訳で、ここ数年の私の提案ツールは 『比較表』 であったり 『課題一覧表』 が中心になってきています。一枚の紙にまとめるということもなかなか大変な訓練になるのですが、情報の整理や課題の明確化のためには良い作業であります。

これらの資料は基本パソコン上で直接タイプして進めるのですが、資料作成中に思いついた、資料には書かないが口頭では説明しておきたいポイントなどを万年筆で書き留めたりと、アナログ併用で作業をする機会が増えました。

元々書きものが好きなので苦にはならないのですが、たまにキーボードから万年筆に置き換えて手書きをしたりするのは、思考の整理にもなりますし、気分転換にもなってちょっと気に入っています。以前から活用している 『情報カード』 もそんな要素があります。パソコンと違って起動時間は、万年筆のキャップを取る所要時間だけですしね。外出先では案外便利なアナログツールです。


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2010年06月01日

FUSE:マウント方式

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  写真:本日のランチ SUBWAYターキーブレストサンド、390円。

ストレージのソリューション営業活動、しかもデータセンタ事業者様とご一緒に新事業モデルを立ち上げていくという活動は、当然新しいキーワードや技術に勢い良く飛び込んでいかなければなりません。

先般も、とあるクラウドサービスでアーカイブシステムの大容量ストレージのお打合せをさせていただいたのですが、アーカイブサーバーにストレージを接続(マウント)する方式として、耳慣れない「FUSE」という方式が出てきました。

よく耳にするのは、Windowsで利用する「CIFS」やUNIX系の「NFS」などですが、FUSEは初耳なのであわてて調べました。「Filesystem in Userspace(FUSE)は、Unix系オペレーティングシステムのローダブル・カーネル・モジュールの一種で、一般ユーザーがカーネルコードを修正することなく独自のファイルシステムを作成できる機能を提供する。(出典:Wikipedia日本語版)」とあります。

もっと判り易く言いますと、例えば使用するOSで対応していないファイルシステムを利用する際に、このFUSEを利用すれば使えるようになります。Solarisでのみ利用できる、大容量ボリューム運用に利便性の高いZFSファイルシステムを、Linuxでマウントして使ったりできるわけです。

そのほか、WikipediaやGmailをFUSEマウントして読み書きできるようにしたりと、直接的なファイルシステム(ディスク領域)でないものをあたかもファイルシステムとしてマウントして利用するかのような使い方に利便性があるようです。

早速、社内のLinuxに詳しいエンジニアにFUSEマウントについて相談してみましたが、まだ勉強中とのことで早速当社製のSupremacyNASシリーズを使って、NFSマウントとFUSEマウントのパフォーマンス差を調べてもらいました。

FUSEを説明した各サイトにあるように、やはり利便性と引き換えにパフォーマンスは落ちるようで、NFSマウントとの単純比較では同じデータの書き込みに、FUSEではNFSの3倍の所要時間となりました。

試しにポン付けで設定した結果ですので、追い込めば色々チューニングポイントなどもあるのかもしれませんが、エンジニアいわくFUSEのデーモンが異常にリソースを喰ってしまうようで、それが足を引っ張っているようです。

こうして、時折お客様先で突然新たな技術やキーワードに遭遇するというのはなかなか大変ではありますが、それは元来新しいもの好きで知的好奇心旺盛な私ですので、ある意味楽しみながら勉強させていただいています。

さらに最近のクラウドストレージ案件でキーになってきているのが、 『分散ファイルシステム』 です。データの保全性を高めるため、2重書き、3重書き等の 『複数書き』 をする仕組みですが、大容量に強いニューテックとしては重要なキーワードです。こちらのキーワードは、またの機会にご紹介しましょう。

posted by ハリー伊藤 at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ストレージ業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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