2010年2月9日に開催された IDC Japan株式会社主催

『Japan Storage Vision 2010』 での私 伊藤孝行の講演内容を

動画で公開しております。 講演動画はこちらへ


2011年09月22日

防災カスタマイズ

IMAG0614.jpg
  画像:悲惨な指定席状況

本日は、新職場での私のもう一つのミッション、エンベデッド(産業組込用)NAND FLASHメモリの案件で関西〜広島へ往訪する予定でしたが、昨日21日の大型台風15号上陸のあおりを受け、新幹線の指定席を予約するタイミングを逸しこの画像のような悲惨な状況に遭遇。


IMAG0617.jpg
  画像:早朝6時前から行列を作る自由席乗り場...

朝はどうかしたら在来線以上の頻繁な間隔で運転している東海道新幹線、ついいつもの癖で直前に予約しようとしたのが後手となりました。どうやら21日に帰途へつけなかった方達が既に始発前(いや徹夜?)から並んでいらっしゃったようで、こんな状況。

随分前に決まっていたアポイントですから、予約していなかった自分がプロっぽくない。まさか台風の影響を理由にしても数日前に予約しておけばよかっただけの事ですから、アポイントキャンセルをするのはもっとプロっぽくない。ということで、いちかばちかこの行列に並びましたが、見事デッキに立ち席となり都内の満員電車状態の混雑状態のまま新大阪まで立って行くハメに相成りました...

商談の方は、測定器関係のデータ抽出にお使いいただくための高信頼性USBメモリのご評価結果を打ち合わせし、当社ご採用のための諸情報のご提供も行い良い結果となりそうです。わが社では、いわゆるSSDだけではなくてこんな産業組込ものの小型製品もやっているんです。CF(コンパクトフラッシュ)メモリなどは体が小さいだけで、NAND FLASHメモリチップがあってウェアレベリングコントローラが入っているのはSSDと一緒。そんなわけで、各大手ITストレージメーカ様にご採用頂いているハイエンドSSDの技術と品質実績を、こういった産業組込用の小型NAND FLASHデバイス製品へ水平展開しています。

産業組込用の小型NAND FLASHデバイス製品は単価10数ドルとSSDに比べるとかなり低単価ですが、なにしろ数量が多く出る案件も多く案件によっては一案件年間で数千万円〜億円に至ることも。なかなかダイナミックなビジネスであります。携帯電話基地局や各種産業ロボットの制御システム等、わが社STECの小型NAND FLASHデバイス製品は社会を陰で支えております。ご興味のある方は是非お問い合わせください。

そして、せっかく西へ移動しましたので午後は広島まで足を延ばし他のお客様へ新規開拓訪問もさせていただきました。そんな先で時間調整に立ち寄った某公園にての3枚。

IMAG0618.jpg


IMAG0619.jpg


IMAG0620.jpg
  画像:広島の某公園で見かけた 『防災学習椅子』

こんなものもあるんですね。自治体の皆さんも色々考えていらっしゃいます。この公園、消防署の裏手にある公園(広場?)を提供して、防災について学べるちょっとした造作物があり、その作品のひとつです。陶器の一点ものですから、なかなかお金かかっていそうですが、子供たちはこういうものに興味深々になりますから、防災視点としてはなかなか良いアイデアかもしれません。

posted by ハリー伊藤 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 防災関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月01日

プロっぽく気象観測

386812693.jpg
  写真:今回設置した気象観測機器

ここ数年、特に首都圏では夏〜秋季の短時間集中豪雨・いわゆるゲリラ豪雨に遭遇する機会が多くなり、毎年のようにゲリラ豪雨による被害が報道されるようになりました。このゲリラ豪雨は、ほんの10分〜20分の間に極端に多い雨量が狭い範囲に集中的に降るため、水没等について非常に危険性の高い防災懸案事項です。

川口市にある私の自宅マンション周辺は、荒川へ繋がる芝川の氾濫で水没することが多かったようですが、このところの治水事業で殆ど川の氾濫による水害は抑止できているようで、私が移り住んだ2002年からは被害に至っていません。

しかし、ゲリラ豪雨による水害は治水事業で防ぎきることができず、自宅マンション周辺は一部土地の低い場所もあり、ゲリラ豪雨や秋季の台風や秋雨前線による降雨に対して備える必要があると常々マンション自治会防災部で話題になっていました。

特に、マンション内設備として機械式駐車場の地下部や建物地下一階の機械室やトランクルーム(物置スペース)への浸水については、後者は過去にドライルームという地上への避難ハッチ部からゲリラ豪雨による排水能力オーバーにて浸水被害がありました。

そこで、雨量を正確にかつ迅速に把握するために、上の写真のような気象観測機器を設置することになりました。これは米国DAVIS社製のVantagePRO2という機種で、次の観測項目を把握できます。

・降雨量(単位時間あたり・日間・月刊・年間)
・風力
・風向
・気温
・湿度
・気圧
・日光輻射量(オプション)
・紫外線量(オプション)

届いたばかりでしたが、先般8月26日に午後15時過ぎからゲリラ豪雨があり、地下ドライエリアからの浸水もあったため、早速取り付けました。実は本日、9都県市総合防災訓練に自治会防災部として参加予定で休暇を取っていたのですが、本物の台風が来てしまい市民の訓練参加は当日朝に中止となったため、空いた時間で設置をしました(苦笑。構造は至って簡単であり、説明書通りに組み立てて水平にしっかり固定すれば、特に取付後の調整作業等は必要なく、直ぐに観測データを監視することができました。

386801291.jpg
  写真:屋内用監視コンソールの様子

一番簡単な使い方は、御覧のように監視コンソールに表示される各データを目視することですが、降雨量等すべての観測項目に警告ブザー鳴動の閾値を設定できます。この監視コンソールをマンション一階の防災センタに配置し、極端な降雨量となった時にブザーが鳴動するように設定。防災センタには24時間人員が常駐していますので、ブザー鳴動時には浸水危険エリアの巡回等で初動が遅れないように体制を取ることになりました。

とまぁここまででも十分プロっぽいのですが、監視コンソールにはUSBポートを増設してPCに接続することが可能ですので、防災センタだけではなく広く居住者の皆さんも閲覧できるように気象観測データ配信サーバを仕組んでみました。

web1.jpg
  画像:気象データ配信用の自前Webページ

pws.jpg
  画像:PWS(Personal Weather Station)というサイトでの配信

御覧のようにインターネットでも公開してみました。上の自前Webページは、案外簡単なテンプレートが用意されていて、各種気象観測機器に対応したPC用管理コンソールソフトウェア「Cumulus」を使うと、観測データのFTP自動アップロードを有効にするとWeb公開用の標準テンプレートがアップロードされ、いきなり立派な公開サイトが立ち上がります。

388642875.jpg
  画像:「Cumulus」のPCデスクトップ監視コンソール

graph.jpg
  画像:風量風向の統計グラフページ

また、蓄積データを使ってこんな立派な推移データグラフも自動生成されます。フリーウェアとは思えぬ立派な出来に感服であります。いよいよプロっぽいですね。


ご紹介した観測データ公開サイトは、こちらこちらでリアルタイムデータがご覧いただけますし、Twitter防災部公式アカウント(@ELSA32_bousai)でも15分ごとの情報をツイートでご覧いただけます。一度ご来訪ください。

集中豪雨が予想される際、一般居住者の方はこのTwitterアカウント(15分毎更新)や防災センタからの館内一斉放送に注意していただき、その後各観測データ公開サイトへ来ていただければ5分ごとの降雨推移が確認でき、必要に応じ機械式地下駐車場から自車を地上へ退避頂くといった運用を提案予定です。

posted by ハリー伊藤 at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 防災関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。