2010年2月9日に開催された IDC Japan株式会社主催

『Japan Storage Vision 2010』 での私 伊藤孝行の講演内容を

動画で公開しております。 講演動画はこちらへ


2013年01月08日

前へ!の意味

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先般、所用で母校を訪れる機会がありました。私が学生時代の1990年前後は、お茶の水の本拠地には「記念館」という古〜い講堂の建築物がありましたが、かれこれ10年ちょっと前に「リバティータワー」という立派な高層建築物に建て替わってしまいました。

所用を済ませた後そのリバティータワー内でお手洗いを借用したのですが、その時貼ってあったのがこのラベルです。女性には判り辛いと思うのですが、男性小用便器の前には汚れを防ぐために良く「一歩前へお進みください」と書かれているのですが、その明治大学バージョンです。

「一歩前へ」というフレーズが一番多いのですが、ある電機メーカーさんのお手洗いでは「殿、どうか今一歩前へ!」というフレーズも。このようにたまに気の利いたフレーズがあって、結構楽しみにしていたりします。

明大ラグビーファンの方なら、何故この表現が「明治大学バージョン」かはご承知かと思います。明大ラグビーは、バックスで球をテクニカルに廻してトライという早稲田式ではなく、強靭なフォワードのスクラムで「前へ」押してスクラムからトライを奪うようなプレースタイルが伝統です。それで「前へ!」という次第です。

私が現役学生時代は、北島忠治監督の下で監督のアドバイスはいつも「前だ」と伝えられ、現監督の吉田義人さんが主将を務められて大学ラグビー首位を走り黄金時代でした。その1990年代には対抗戦優勝8回、大学選手権優勝5回・準優勝3回と圧倒的な強さを誇っていました。(Wikipedia日本語版)

「前へ!」が響いたのは重量フォワードが実際に前へのプレーでトライや陣地を奪う様は迫力がありましたし、良く学生仲間と言っていたのは「明大生は無いアタマを使っちゃいかん、カラダで前だよな」と自虐的にプレーを見ながら話しに華を咲かせていたことを憶えています。アタマを使ってバックスが球をスピーディに廻していく早稲田プレーと好対照なのも、「前へ」のプレースタイルが学生たちを熱くさせていた理由の一つでしょう。

改めてWikipedia日本語版で明治大学ラグビー部について調べてみると、ラグビー部十訓を見つけました。

1、監督・委員の命を守れ
2、技術に走らず精神力に生きよ
3、団結して敵に当たれ
4、躊躇せず突進せよ
5、ゴールラインに真っ直ぐ走れ
6、勇猛果敢たれ
7、最後まであきらめるな
8、低いプレーをせよ
9、全速力でプレーせよ
10、身を殺してボールを生かせ

良い言葉たちです。びっくりするのは、ストレージ業界でビジネスを続ける上で率直に心に留めていることが書かれています。1.はまぁ除外されるか主語を「お客様」にすれば良いのかもしれませんが、それ以外はそのままで全く以て当てはまると思います。

「技術に走らず精神力に生きよ」現代のビジネスは精神論さえあれば良いのではなく、論理的にかつ結果を迅速に出していかなければなりません。しかしその諸活動の原動力になるのは形として見えない情熱なのだと思います。情熱=精神論・精神力と言うと語弊があるのかもしれませんが、私は内に秘めた精神力は現代ビジネスにおいて重要だと感じています。

この気が利いた「前へ!」の注意書き。学生たちは見慣れているせいか反応がありませんでしたが、私のようにOBか外来の方は、すぐこのネタに気付いて一歩前へ体制を前進させていらっしゃいました。一目で伝わる訴求ポイント、時にはユーモアも大切ですね。

posted by ハリー伊藤 at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 美しき方々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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